水泳部の中学校3年生の主人公が、夏休みに不思議な体験をする。
ファンタジックな物語。
上下巻が同時刊行で、いっきに読めました。
号泣してしまいました。
過去に捕われてはいけないが、確かにあった経験としていろいろな事が
自分の底の水域にも流れていると思う。
それとどう対処していくかは、描かれていない。
それぞれの方法があるから、あえて描かなかったのかもしれない。
描ききるには膨大だったのかもしれない。
でも、誰の底にもきっとある水域。たまに水面にでてきたりしている。
何かの機会に誰かのそれを、自分のそれを見ることがある。
hitsuji-kusa
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